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イギリス在住の頃、驚いたことの一つがこれ↓。


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ガーデニング大国のイメージのこの国ではあるが、

一年草たちは(Bedding plants と呼ばれている)

こんな風に6個~8個位まとめて発泡スチロールのケースの中に育てられたものが売られている。

一つの個体の大きさはとても小さく、日本で見る「小さなポットに大きな株」という状況は見たことがない。


ナーセリー(植物を生産または卸売をしているところ)によっては1個体ずつのポットでパンジーを売っているところもあったが、やはり日本のポット苗にはかなわない。

理由を自分なりにあれこれ考えてみると、いくつか思い当たる点がありました。

・小さい苗でもイギリスの気候では元気に育つ可能性が高い
・日本独特の「きめ細やかな寄せ植え・ハンギングバスケット」等の文化がない。
・庭文化が根付いているイギリスでは、「いきなり完成系」を求める習慣がない。

春も半ばになると、夏に向けてのフクシアやゼラニウムの苗が店頭に並ぶ。
私が驚いたその苗の大きさは更に小さく・・・。日本で生産者が鉢上げをする前のセルトレイの大きさくらい。

本当に驚きです。

日本の生産の技術やこれまでどんどん進歩していった寄せ植え・ハンギングバスケットの文化をイギリスやヨーロッパでもっともっと広めて行けるものではないか・・・とよくよく思いました。


「盆栽」はイギリスも含め、ヨーロッパで大変人気です。(昨年オランダ・ドイツにて改めて痛感しました)

日本人も驚くきめ細やかな作業をすることのできる人がいるのであれば、上記も夢ではないのではないかと思いました。


ほかにもいろいろと写真があったはずなのですが、また改めてアップしたいと思います。
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