楽ちんガーデン生活 ~コンポストのお引越し~

 13, 2014 21:17
「生ごみコンポスト」から、「ガーデンンコンポスト」ヘ。

庭から排出される雑草や、その他植物の切戻し、枯れたものや、落ち葉、時には台所の生ごみも・・・。
家庭内からは沢山の有機物(⇒いずれ土をフカフカにしたり、植物の肥料となっていくもの)がゴミ屋さんへと排出されます。
そして堆肥やマルチング材などを購入して庭に施す・・・。
なんだかおかしな話だな...。



 私が手入れをさせて頂いていたイギリスの個人のお宅の庭には、かなりの割合で 「Compost Bin」が置かれていました。堆肥作りのための木枠でできた「コンポストボックス」=「庭から排出されたゴミ置き場」です。

春から秋にかけてガーデナーたちがせっせと庭の手入れで出した雑草や刈り芝、切戻した植物、細かい枝などがコンポストボックスに積み上げられ、時間をかけてふっかふかの堆肥になっていました。



落ち葉掃除が終わった頃(クリスマスホリデーが終わった年明けくらい)からよく出来たコンポストを花壇にマルチングとして施します。これはガーデナーの冬の大切な仕事の一つ。本当は霜が降りる前に行うのが良いのでしょうが、仕事のの順序的にこの時期に行うのが常でした。ガーデナーたちにとって仕事が少ない冬場に行うことのできる、大事なお仕事です。

*落ち葉掃除:大きな樹木がたくさんあるイギリスのお庭では、落ち葉掃除もガーデナーの秋の大きな仕事。「blower」ブロワーという背中に背負うエンジン式の機械で器用に建物周りや庭など、敷地中の落ち葉を一か所に集めます。




そうして整えられた花壇は、春からの植物たちの勢いが違う。
「もともとこの土地は土壌が良くなかった」いわれるイギリスの土地で(私が住んでいたところはイギリス中南部です)こんなにもイキイキとした庭がみられるのは、こういった努力の積み重ねも大きいのかもしれませんね。

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「畑での野菜の有機栽培」や、「生ゴミ堆肥」というものは、日本でやっておられる方々は沢山いらっしゃいますが、視点を「庭」とすると、イギリスで感じていた情報量と大きく異なる印象です。特に「個人宅の庭」となると・・・。

話が西の方に行ってしまいましたが、イギリスでのほぼ当たり前だったガーデンコンポスト文化に
(私の居た地域が特にそうだったのかもしれませんが・・・)
大きな衝撃を与えられた私は、畑ではなく、段ボールでもなく、庭となじみにくい樹脂製のものでもなく・・・
はたまた台所から出る生ごみ処理だけのためでなく・・・。

家庭のお庭の手入れで出たごみを、自然に庭に還元・循環させる・・・。
「ガーデンゴミ処理&堆肥作り」なんて言うと、気が重くなりそうですが、「ゴミを捨てなくて済む」というのはとても楽な気分です。

「無理なく」 がキーワード♪



私のところでは、いわゆる樹脂製のコンボストBOXでなんとなく・・・な堆肥作りをしてきましたが、やはり効率が悪い。空気を入れるための「切り替えし」をするのにも、いったん中身をすべて出して、それからまた空気を入れるようにして容器の中に戻す・・・。

結局中途半端な使い方で何年も使用してきましたが、やはり便利に作らないと
「使いにくい」⇒「中途半端なまま」⇒「使わなくなる」又は「無理して使う」
そんなサイクルになってしまっていました。

堆肥作りの場を(ガーデンゴミ処理場)を造作。使用済み木製パレットを使ったリサイクルコンポストボックスです。
「腐ったらまた作ればいい」と気楽な気持ちで♪

まだ完成しかけのコンポストを新しい木製ボックスへ移動。そしたら下の方にはほぼ完熟のものが・・・!
ふるってこちらは花壇のマルチングとして使用致しました。




にわの手入れで出た花がらなんかを敷き詰めると、「花咲くコンポストボックス♪」なんて。
一瞬ウキウキしたりします。
お米屋さんで頂いた安~い米ぬかやら完熟たい肥やらもたまに入れてガーデンゴミを入れていくと、空気をたくさん含んでかなりの高さまで積み上がりました。



さぁ、ここからはしばらく放っておきましょう。後は微生物さんたちにお任せです♪私はたまにお手伝いをするのみ。ゴミが出たら、またここに積ませてもらいます。(注意点はいろいろとあるのですが、ここでは説明は省略いたします。)
朝ドラを見ているせいか、なんだか「ぬか床」を作っている「ごちそうさん」のメイちゃんになった気分です。(^-^)

「環境に優しく、人に優しい 無理しないで植物と共に生活」をしていきたいものですね。
GARDENER-詠-でもそういった方向の提案をしていきたいと思います。


*ここでお話をさせて頂いている「イギリス」、「イギリスの庭」のお話は、私が現地でガーデナーとして働いていた時の体験からくるものです。地域や会社、その環境によってもやり方・考え方は異なるでしょうから、「イギリスのガーデン事情の一部」として捉えてください。

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